BETAネタでもちょいと…。

  • 2015.08.22 Saturday
  • 00:44
溜まったネタを放出。
BETAの納車整備の様子と2016BETAについて〜(*`ε´*)ノ

の、つもりで書き始めたんですが、、、w

 


まずは最新モデルである2016年BETA情報から!

赤い!!

赤い面積がだいぶ増えたぜ(*`ε´*)ノ
ずいぶん前からネット上では話題になってましたが、

2016年モデルの注目はなんといってもRR2Tシリーズ。

「オイルインジェクション」が最大の変更点。




オイルインジェクションとはなんぞや??とゆーと、

ざっくりいうと「電子制御な分離給油」っす。



エンジンをエンジンオイルで潤滑しているのは周知の事実だと思いますが、

4st車のエンジンオイルは定期的に交換して、

2st車(トレールバイクなど市販車)のエンジンオイルはその都度足す、、、

ってのが一般的なオートバイユーザーの認識だと思います。


2stレーサーの場合はオイルのリザーバータンクがなく、

ガソリンに直接オイルを混ぜて「混合ガソリン」をつくり給油し、

エンジンを潤滑する…超簡単にいうとそんな感じっす。




ちょいとハナシが反れますが、レースユースなライダーにはあまりいないと思いますが、

街乗りオフローダーなライダーにありがちな過ちが、

「2st車はオイルを足しながら乗るからオイル交換はいらない」

って認識。


ミッションオイルの存在を忘れてるよ、、、と。



2st車の場合はエンジンオイルを2種類使ってまして、場所により潤滑系統が違います。

リザーブタンクに補充する(レーサーモデルであればガソリンに混合する)

いわゆる「2stオイル」はクランクシャフト、ピストン、シリンダーなど、

2stのガソリン経路を潤滑しています。

ミッションやクラッチは、クランクシャフト&ピストンシリンダーとは、

完全に別部屋に分かれてまして、こちらのミッション&クラッチは、

4st車同様、クランクケース内のオイルで潤滑しています。

なので、4st車のようにオイル交換が必要です。

ただ、エンジンオイルに一番負荷がかかるのはやっぱし「熱」で、

バンバン爆発しているシリンダー周りや、

ガンガン高温になるヘッド周りを潤滑してないので、(そもそも2stはヘッドないしw)

4stエンジンオイルに比べると2stミッションオイルにかかる負荷は低く、

4stエンジンオイルほど小まめに交換する必要はないんすけどね。

マディレースでクラッチを酷使したときは気をつける必要がありますけど、、、。





ぶっちゃけどちらも「エンジンオイル」なんですが、オイルの種類が違いますし、

一般的に区別化するため、「2stオイル(エンジンオイル)」、「ミッションオイル」と

言い分けることがほとんどっすね。





4st車の場合はコレをすべて同系統で潤滑してまして、

エンジン内のすべてを1種類のエンジンオイルで潤滑してるワケっす。

なかにはドライサンプのエンジンや、ミッションが別室に分かれていて、

ピストン&シリンダー&ヘッドの潤滑とは別に潤滑系統を設けているエンジンもありますけどね。

この場合もミッション側のオイルを「ミッションオイル」、

シリンダー側を「エンジンオイル」と言ったりしますね、ハイ。





さあ、お得意のハナシの脱線がおきましたがハナシを元に戻しまして、、、



オイルインジェクションっすよ。

2st車の「エンジンオイル」については先述のとおりですが、

今度は「分離給油」と「混合給油」についての違い。

レーサーモデルのほとんどは混合給油で、

ガソリン給油の際に、ガソリンに直接エンジンオイルを混ぜて潤滑します。

車種によって混合比はマチマチですが、だいたい30:1〜50:1くらいっすね。

エンデューロモデルは50:1くらいで走行する事が多いっす。



んで、分離給油は車体のどこかにオイルのリザーバータンクがありまして、

そこにエンジンオイルを補充します。

上の画像でもインシュレーターに、ホースが繋がっていますが、

オイルポンプによってこのホースからエンジンオイルが圧送され、

キャブからくる混合気にオイルを混ぜてエンジンに送り込むワケっす。



つまり、タンクに入れるガソリンの段階からオイルを混ぜるか、

キャブから来る混合気(空気と混ぜたガソリン)にオイルを混ぜるか、、、、

オイルを混ぜるタイミングの違いで、

結局はガソリン&オイル&空気(酸素)が、

エンジン内を循環する際に一緒に潤滑するって方法です。


ただのガソリンと混合ガソリンの違いは手で触って乾くとわかりやすいっす。

混合ガソリンはオイルが混ざっているのでヌメヌメします。



こんなモンでホントに潤滑出来てんのかよ、、、って印象を受けがちですが、

コレが案外出来てるんですw

エンジンを分解したときのピストンやシリンダーのヌメり具合を見ると、

しっかり潤滑されているのがわかります。


混合給油につかう2stオイルは「ガソリンと混ざりやすいコト」が、

性能的な絶対条件なので、「混合専用」もしくは「混合、分離共用」なオイルを使いませう。

「分離給油専用」のオイルを間違って使うと痛い目みますw




んで、じゃあ分離給油と混合給油のメリット&デメリットはなんなのよ!(*`ε´*)ノ

というハナシ…というか本題ですが、

分離給油はトレールやスクーターなど一般公道車に多く、

混合給油は主にレーサーモデルです。



それを知ってる人なら「混合給油=レーシー」となるワケですが、

基本的にソレであってます。

レースで使うなら混合給油のほうがメリットが大きいんすよね。



まず軽量に作れる。

オイルが溜まるリザーバータンクがないので、余分なオイルを車体に積みながら走る必要がないっす。

ほとんど変わりませんがエンジンにオイルポンプもついてないので軽量です。

部品が少ない=壊れにくい、、、ってのもメリットっすかね。




分離給油はエンジンにオイルポンプが取り付けられ、

クランクの回転力をギアを介してポンプを駆動させています。

そのポンプの圧力でリザーバータンク内のオイルをインシュレーターから圧送します。


んで、その吐出量ですがポンプ自体の回転数はエンジン回転数にリンクしてますが、

ポンプの吐出口の開度は(ほとんどの車両は)アクセルワイヤーに連動しています。

よーく見るとわかるんですが、KDX-SRシリーズやCRMシリーズなどは

アクセルワイヤーが途中で二股に分岐していて、片方がキャブに、

もう片方がオイルポンプに繋がっています。

アクセルを開ければ開けるほどオイルポンプの吐出口も開き、

オイルの吐出量も増えていくワケっすね。



通常はアクセルを開ければその分エンジン回転数も上昇するので、

オイル量も増えていって問題ありません。

んが、オフロードでは特に、それでは不具合が起きる場合があります。



ソレがオフロード車両における混合or分離の一番重要なところだと思いますが、

下り坂をアクセル全閉でエンブレかけながら下っている時、、、、


当然アクセルは全閉です。

オイルポンプの吐出口も一番狭くなっています。

でもエンブレがかかっているのでエンジン回転数は高くエンジンに負荷もかかっています。

当然オイルとガソリンの混合比は、エンジン回転数に見合わない比率になってしまうワケっす。



トレールで長ーーい急坂のヒルクライムをエンブレMAXで下って焼きついた、、、

ってのは都市伝説ではなくそういった仕組みなワケっす。

分離給油のトレールでも100:1くらいでガソリンも混合ガソリンにしておく、

といった「おまじない」も、そのエンブレ時のためのモノってのが一番の理由なワケっす。




その点、混合給油の場合はあらかじめガソリンにオイルが混ざっているので、

混合比は混合ガソリンを作った時の比率そのままです。

50:1で作ったなら、その比率のガソリンがそのままエンジンにいく、、、

アクセルを閉じてようが開けてようが、エンジン回転数が上がって、

エンジンの吸入負圧があがればその分だけガソリンと共にオイルが潤滑してくれる、と。



和田ぽん的にオフロードレースにおける混合給油の一番のメリットはソコじゃないかと。




んで、このオイルインジェクションっす。

分離給油なんすけど、オイルの吐出量を決めるのはスロットル開度ではなく、

各部の情報からECUが吐出量を算出します。

情報ってのはエンジン回転数やスロットルポジションセンサーによるスロットル開度とかっすね。




先のようなアクセル全閉エンブレ下りでも、エンジン回転数とスロットル開度から

ある程度のオイル潤滑が必要だとECUが判断してソレに見合った混合比で吐出してくれる、と。

焼きつかな〜〜〜い(*`▽´*)

つまり、その時の状況に応じた最適な混合比にしてくれるってコトっすね。

何度も言いますが混合給油の車両の場合は

混合ガソリンを50:1で作ったらいつも50:1。

仮にIAワタライ氏がモトクロッサーを50:1にしてSUGOのMXコースを本気走りしたら、

一撃で焼きつく…まではいかなくても、潤滑不良でエンジンにダメージがいくでしょう。


たとえばKX250のメーカー指定混合比は32:1ですが、

ソレはある程度以上のライダーのモトクロスコース走行を想定してのコト。

MXチンカスの和田ぽんが32:1でチンタラとマディのオフビを走っていたら

しばらくしたらカブって止まってしまうでしょう、、、、と。



なので和田ぽんはコースや状況に合わせて40:1〜50:1の混合比で乗ってるんすけど、

これが電子制御だと混合比の調整は状況に合わせてECUがやってくれると、、、。

当然アイドリング時や低速走行時はオイルの吐出量は少なくカブりにくくなり、、、

全開時は吐出量を多くしエンジンを保護してくれます。


カブりにくいんだろーーーなーーー、と容易に想像出来るだけでも心躍りますねw

なにせ、和田ぽんはこないだのWEX栗子の下見ツアーで、

みんなとノロノロ走っていたらカブって止まってしまい置いていかれましたから、、、。

講師はユータロさん。

奇遇にも数年前のフリーライドパーティーでもユータロさん先導で置いていかれ、

一人でガケ落ちしてもがいて、和田史上唯一の熱中症になった過去もあり、

よくアノ人には置いていかれるなぁ〜、、、、と思ったモノです。




おそらくオイルインジェクションなら置いていかれなかったでしょう!、と(*`ε´*)ノ



つーコトは当然、不必要なトコロで余分なオイルを使わないワケで、

オイルの消費量が減ります。

ナニゲにランニングコストに響きますからね、2stオイルは。

レーサーだから当然レース用の高級オイルを使いますし、

燃費も悪いKX250に乗る和田ぽん的にはオイル代がウザいっす。

独立してバイク屋やってるので仕入れ値で買えるのにかなりウザいっすw



エコっすねぇ〜(*`▽´*)




あと日常で使ううえで、人によってはもしかしたら最大のメリットかもしれませんが、

混合ガソリンをつくる必要がない!!!!

コレは意外に大きいっす。




特に普段の練習走行で、1Lとか2Lとか、

あとちょっと走りたいけどビミョーにガソリン足りない時の混合ガソリン作製は

ウザイ事この上ないっすからね。



ミキシングタンクを持っていく必要もない。




あまりいないとは思いますが、RR2Tを一般公道で使用して、

ソコらのガソリンスタンドで給油するときも、

いちいちオイルを携帯して給油する必要がない、、、と。



すんばらしい(*`ε´*)ノ





重量増となるリザーバータンクも、車体付近にマウントすることで、

ほとんど気にならないでしょうし、、、。

多分シート下かな…??




オイルインジェクション万歳(*`ε´*)ノ




と、いう事で、、、、、、、




アリャ??



なにやら2016年モデルの紹介と、

こないだ納車整備したRR2T250RacingとRR4T125LCの、

納車整備の様子をアップしようと思ったのに、

完全にオイルの潤滑のハナシになってまいました(;´д` )




「ウザすぎる!!」って読み飛ばした人の為にまとめますと、

混合給油のデメリット
・混合ガソリンを作るのがメンドイ
・混合比率に気を使う(カブりやすくなったり、エンジンにダメージいったり、、、)
・オイルの消費量が多い

分離給油のデメリット
・オイル吐出量がアクセル開度頼みで、適切でない場合がある
・車両重量が重くなる

そして電子制御のオイルインジェクションがそれらを解消して以下のメリット
・混合給油以上に、車両の状態に合わせ常に混合比を最適化
・それにより混合比率に悩む事もなくなる
・オイルの消費量が分離給油よりさらに少ない
・オイルを足すだけなのでメンドくない


デメリットとして考えられるのは重量増だけですが、

これは先述の通り、マスの集中を十分考慮した場所にオイルタンクを設置してるので、

ほとんど気にならないんじゃないかと、、、。


あとはオイルインジェクション自体の信頼性ですよね。

ただコレがアボンするとエンジン死亡ですし、

Betaが市販車として出すからには十分信頼のおけるモノでしょう、と。



ちなみにオイル混合比は乗り味にも影響してまして、

濃いとトルク感が増します。

薄いとレスポンスが良くなります。

オイルインジェクションはその点も電子制御で最適化してくれんのかなぁ〜`∀´)Ψ








とゆーワケで2016年Beta「RR2T250」…。

外観上はフロントフォークアウターがゴールドになったのと、

ヘッドライトが赤くなったコトかなぁ〜、、、。

車両本体価格、税抜き1,030,000円と、

このご時勢に2015年モデルより3万円アップのみに収まりました。

コレはお買い得っす(*`ε´*)ノ

2年前くらいから言ってますが、

RR2T250は「和田ぽんが今一番欲しいバイク」っす。




あ、ちなみにナンバーは取れませんが、

いつもどおりRR2T300もラインナップ。

さらに3万円高の1,060,000円っす。

ナンバーいらないレースユースの方は、

3万アップならコチラも視野に…、、、、って感じっすね!




和田屋でも絶賛受付中っす(*`ε´*)ノ

10月末とか11月の入荷かなぁ〜、、、今なら、、、多分。しらんけど。







あ〜〜〜〜っと!!




X-Trainer!!
きたぜ!!ついに(*`ε´*)ノ

クロストレイナーっつーらしいっす。

要は、Beta版FreeRideっすね。


FreeRideがわりとニッチなニーズをついたモデルだったので、

コレはそのフリーライドに真っ向勝負なモデル。

トライアル車に近いディメンションとエンジン特性で、

エンデューロモデルより扱いやすく、

トライアルモデルよりハイスピードに対応、、、、。


楽しさ間違いナシのモデルっす。

足つき、エンジンパワー共に、フルサイズ2stレーサーはちょっと手強い、、、ってライダーから、

難所に特化したバイクが欲しい!!っていう中上級ライダーまで、

そんなニーズにはコレしかないってモデル…!

コイツもオイルインジェクションっす。



価格もフリライ同様、本気レーサーよりだいぶ抑えられていまして、

870,000円と爆安!!

RR2T300ベースと考えると破格っすね。

○フリライに興味が会った人、
○現在フリライに乗ってる人、
○komaさん、


上記に該当する人は乗り換えっすね(*`ε´*)ノ

10月発売予定っす!!!





 
コメント
RR2Tの話だから関係ないや〜と読んでたらご指名が・・(^_^;)
クロストレイナーは足回りの詳細が気になりますね。
フリライと同じようにサスがミニモトベースなのかとか
ブレーキがどんなん使ってるのかとか・・。
履いてるタイヤを見るとフリライよりEDに振ってある感じも
しますのでちょっとだけ興味あります。

あ、オイルのお話は今更ながら知らなかった事が多くて
勉強になりました(´Д`;)ヾ 
  • koma
  • 2015/08/25 11:13 AM
>komaさん
JNCC&WEXに出るときは主にフリライで出てるkomaさんには良いと思うんすよねぇ〜。
登録は出来ないっすけど、現状フリライで一般道走ってないからカンケーないし…、、、。
ま、シート高が910mmなのが「足つき恐怖症」という精神疾患を克服出来ないkomaさんにはアレですが、ローダウンして乗り切りましょう(*`ε´*)ノ
それでも今の40mmダウンフリライよりは高くなるでしょーが、870mmになってアンコ抜きすりゃヨユーヨユー♪`∀´)Ψ
  • 和田ぽん
  • 2015/08/25 8:57 PM
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